甥っ子ホセの初来日
コスタリカのおばあちゃんたちに、結婚報告に行っていた次男夫婦が、従兄弟のホセ・パブロ(28)を連れて、帰ってきました!(*^^*)
ホセは、ネラさんの弟のアレハンドロの長男で、ミュージシャンです! 成田空港から「日本は最高。夢がかなった! うれしくて泣きそうです」とLINEが来ました!(´- `*)
来日はもちろん、国外に出るのも初めて。できたてホヤホヤのパスポートに、米国のビザが不要なメキシコ経由でやってきました!(´▽`)
<27日の一般質問>
【天野多美子(52=自民改革会議)】
1 医療・介護分野の業務効率化につながるDXの推進について
2 最近の消費者被害の傾向と被害防止対策について
3 教育分野でのSPACの積極的な活用について
4 過疎地域における教育の取組について
5 大規模災害発生時の緊急交通路の確保について
6 自転車利用者の交通ルールの遵守について
【鈴木啓嗣(52=自民改革会議)】
1 令和6年能登半島地震を踏まえた災害廃棄物の処理について
2 開港15周年を迎えた富士山静岡空港の今後の展開について
3 入院治療等により登校できない私立高校生徒への学業支援について
4 重要病害虫アリモドキゾウムシへの対応について
5 浜名湖におけるアサリの資源回復の取組について
6 浜名湖におけるカキの収穫時期変動に対する生産者への支援について
【四本康久(63=ふじのくに県民クラブ)】
1 安全な富士登山対策について
(1)富士登山の入山管理
(2)富士宮口五合目の来訪者施設整備
2 鳥インフルエンザの防疫対策について
3 使用済紙おむつの再資源化について
4 JR身延線等における野生動物からの安全対策について
5 風祭川などの所有者不明土地取得に向けた県の取組について
6 高校生の通学時の自転車ヘルメット着用について
【天野一(81=自民改革会議) 】
1 地域振興について
(1)農村地域における関係人口拡大
(2)東部・伊豆地域の振興に向けた体制
2 浜岡原発に関する知事の姿勢について
3 ものづくり県としての本県経済の活性化について
4 静岡茶の再興について
5 太陽光発電設備の適切な導入について
6 今後の医療、保健、福祉行政の方向性について
我が国では、高齢化や人口減少が進み、地域・家庭・職場という私たちの生活における支え合いの基盤が弱まってきている。人生において様々な困難に直面した場合でも、誰もが役割を持ち、お互いの存在を認め合い、そして時に支え合うことで、孤立せずにその人らしい生活を送ることができる社会が求められている。
これは経済効率、経営感覚だけでなせるものではないが、医療、保健や福祉分野で、知事はどのような行政を行なっていくのか。私は社会的に弱い立場にあるものに寄り添い、権利を擁護し、社会で支えるような行政が医療、保健や福祉分野では必要であると考える。
私の政治信条は「政治はいのちを守るためにある」である。そして、その先に「社会的な弱者を守るために国や県、市町がある」と、考えている。努力が足りない、自己責任だと言って弱者を追い詰めることになりかねない(鈴木知事の)〝静岡県株式会社〟という考え方には、私は断固、反対である。
そこで、誰一人取り残さないようにするためにも、多様化する地域社会のニーズに見合う形で、どのように医療、保健や福祉のサービスを維持していくのか。それは企業経営的な感覚だけでは困難であると考える。今後の県の医療、保健、福祉行政の方向性について、知事の考えを伺う。
鈴木知事: 高齢者人口のピークと、生産年齢人口の急速な減少が見込まれる2040年頃を見据えると、将来にわたって安定的に、医療、保健、福祉サービスを維持していくことは、喫緊の課題であります。
医療分野におきましては、人口構造の変化による医療需要の変化に対応することが重要であります。そのため、総合的に患者の病状に対応する医師の養成や、地域の実情に応じた病院の機能分化等を推進するとともに、医師の地域間、診療科間の偏在解消に取り組んでまいります。
福祉分野におきましては、介護需要が引き続き増加する中、地域包括ケアを支える人材確保や、認知症に対する正しい理解の促進、在宅医療提供体制の強化等に取り組んでまいります。また、生産年齢人口が減少する中、現場へのロボットの導入、ケアプラン作成を支援するAIシステムの導入など、DXを支援し、労働生産性を高めてまいります。
他方、医療や福祉に頼らず過ごすためには、健康分野の役割もとても大切であります。予防活動、健康づくり活動や、静岡社会健康医学大学院大学と連携した、科学的知見に基づく健康増進施策に取り組むことで、健康寿命の延伸を図り、将来の医療費、介護費の負担抑制にもつなげてまいります。
また、近年、高齢者の孤立や大人のひきこもりなど、地域の生活課題が多様化、複合化しております。高齢者、障害のある方、子供、生活困窮者などに対し、包括的に支援する取組や、声を上げることが難しい、孤立している方へのアウトリーチ型支援等、弱い立場にある方の自立や、地域社会への参加を後押ししてまいりま
す。
議員御指摘のとおり、過疎や高齢化が進む中、弱い立場にある方々に、しっかりと手を差し伸べるためには、私がお示しした5つの経営方針に基づき、効率的な行政運営を推進することで生み出される人や財源を医療、保健、福祉分野に配分することが肝要です。
社会的弱者を守り、誰一人取り残さない、持続可能な地域社会の実現に向け、将来にわたって質の高い医療、保健、福祉サービスが提供できるように、全力で取り組んでまいります。