牧之原市に「緊急安全確保」
迷走台風10号の東海地方への最接近に伴い、静岡県は本日31日午後からバケツを引っくり返したような豪雨が続きました。そして、17時40分には勝間田川、坂口谷川、萩間川の水位がいずれも氾濫の危険水位を上回ったため、初めて『緊急安全確保(レベル5)』が発令されました。
昨夕、土砂災害警戒情報が発表されたことに伴い、勝間田地区と坂部地区には、ずっと『避難指示(レベル4)』が出ていましたが…その時点で、牧之原市は全国で一番、水害の危険性が高まったというわけです。一部で越水や道路の冠水は確認されましたが、堤防決壊などの最悪の被害はギリギリのところで免れて…2時間後の19時51分に『緊急安全確保』は、再び『避難指示』に切り替えられました! よかったです!!
台風はすでに事実上の熱帯低気圧となり、強風域はなくなっていますが…依然として非常に動きが遅く、未明から1日にかけても東海地方周辺に停滞し、南からの温かい空気を引き寄せて大雨を降らせる可能性を残しています。引き続き警戒を続けてください!
同じころ、吉田町でも『避難指示』が発令されました。