
静岡県議会『令和7年度9月定例会』が本日17日、開会しました。福祉施設や医療機関への物価高騰対策費などが盛り込まれた一方で、県立中央図書館の整備計画見直し等に伴い、一般会計で総額3億2100万円の減額となる補正予算案ほか、21の議案が上程されました。
鈴木康友知事は、提出議案についての『知事提案説明』の冒頭、先の台風15号による竜巻や突風、大雨災害について、以下のように発言しました。
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はじめに、今月 5 日の台風 15 号による竜巻や大雨により、県内におきましても尊い人命が失われ、中・西部地域を中心に家屋の損壊や浸水が発生し、ビニールハウス等の農業施設、道路、河川等の公共土木施設などにも多くの被害をもたらしました。
お亡くなりになられた方の御冥福を心からお祈り申し上げます。また被災された皆様に対しまして衷心よりお見舞いを申し上げます。
私自身、竜巻が発生した牧之原市や吉田町の被災現場へ赴き、住家等に甚大な被害が発生していることを確認いたしました。
県としましては、避難の長期化に備え、被災者の健康に配慮し、災害関連死の防止を図るとともに、一日も早い復旧と生活・生業安定に向けて、被災された住宅の再建、補修等への速やかな支援や、事業者の皆様の事業再開への支援に全力を挙げて取り組んでまいります。
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県当局は、知事の発言を重く受け止めて、早急な対策、さらに懇切丁寧な対応を行うことを切望します!

牧之原市は、贈答用として人気のコチョウラン(胡蝶蘭)やガーベラといった花卉(かき)類の大産地です。『花卉』とは『観賞用植物』のお役所用語で…桜や梅のように木に咲く花以外の〝草花〟のことです。
あまり知られていませんが、今回の竜巻災害で高価な鉢植えのコチョウランの栽培ハウスも、大変な被害を受けました。その美しい姿と「幸福が飛んでくる」という縁起の良いはずの花言葉が、今となっては何とも哀しいです。
苗から開花するまでの生育期間が3~4年と長く、台湾等からの輸入代や維持費(光熱費・人件費)、繊細な温度・湿度管理に必要24時間体制の温室設備等に多額のコストが掛かる花だけに、損害は莫大です。
本日、県の志太榛農林事務所と牧之原市が合同で花卉類生産者の被害状況調査を行いました。総額は、現時点で11億円以上と見積もられており…国や県からの支援拡充の必要性を感じます。
調査団に密着取材して、被災農園の生の声を報道してくれたテレビ静岡さんに感謝します。