
『令和8年度特定非営利活動(NPO)法人 精神保健福祉みどり会 第20回総会』に、今年もご招待いただきました。NPO法人化前から数えると『第56回』という歴史を持つ団体です。
半世紀以上も精神に病を持つ方々と、その家族の自立や生活を支える尊い活動を非営利で続けてくださっている役員、会員のみなさまに、私はずっと感謝と敬意を抱いてきましたが…
ここに来て、以前とは比較にならないほど、公僕としての自身の責任と使命を感じるようになりました。令和に生きる私たちは、例えば身体に障がいをお持ちの方々の苦難や境遇には、容易に思いを巡らし、協力や支援に動けるようになりました。
しかし、心に闇を宿している方々の抱える諸問題に関しては、それが外見から判断できない限り、当事者と家族以外にはほとんど理解されないと痛感することがあったからです。
静岡県は『官民協働』『多職種連携』の研修会を実施するなど、福祉人材の育成と地域移行の支援体制構築の取り組みを進めていますが、その内容も進捗状況も、全国の先進地に比べれば十分ではありません。
『精神医療助成制度』の改善や障がい者間格差の是正など、乗り越えなければならない課題は山積しています。加藤弘江理事長以下、役員の報告や来賓の祝辞を聴きながら…地域でただ1人の県議として、事態の改善に向け、誠心誠意努力する覚悟を新たにしました。

今夜は『令和8年度落居区新旧役員歓送迎会』と『令和8年度坂部区総会』をハシゴしました。牧之原市の南と北の2区なので、直線距離で15km以上あり、結構大変でした。
落居区では21世紀に入ってから、相良地区の区の役員を表す『区会議員(定数8)』を独自の選挙で選んでいるということを、ワタシは今夜初めて知り、仰天しました。
2年に1度の選挙で、候補者となる区内在住の『60~65歳と現職議員』のリストが配られます。区内の全114世帯(=個人ではない!)が、それぞれリストから8人を任意に選んで投票して、上位8人が自動的(=強制的!)に、区会議員に当選するというのです。
任期は最長で6年。重病等のやむを得ない理由がない限り、就任拒否はできないという…かなり厳格な制度ですが、否応なしに地区の信任を実感し、自覚と責任を持って活動できるというメリットもあります。なりたい人が手を挙げただけで無投票当選となった、昨秋の市議会議員選挙とは大違いです。
ワタシ知る限り、牧之原市内でも他市町でも聞いたことのない独自の選挙制度で維持されている落居区民の連携と一体感に感心しました。この制度の下、いつも公私に渡ってお世話なっている新任の若き植田茂喜区長(64)には、頑張っていただきたいと思いました。
坂部区の総会では、市内で唯一、過去5年間に2度の竜巻被害からの復興と地区の象徴である富士山静岡空港の課題と将来への提言、そして県道吉田大東線南原工区を中心にした空港周辺の交通インフラ整備の重要性を改めて強調させていただきました。