
『令和8年度牧之原市戦没者戦災死者追悼式』に、ご招待いただきました。静霊奉賛会牧之原市支部長の杉本市長の式辞に続き…今年も7名の来賓の最後に、以下の『追悼のことば』を述べさせていただきました。
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本日ここに「令和八年度牧之原市戦没者戦争死者追悼式」が厳粛に執り行われることに際し、地元県議会議員として、先の大戦で亡くなられたすべての御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
今年で終戦から八十一年。この長い歳月は、くしくも我が国の男性の平均寿命と同じです。今や日本では、太平洋戦争の惨状を知る方々は、もうほとんどいらっしゃいません。
日本は豊かになりました。生活は便利になりました。物価高騰やエネルギー危機、そして格差社会の顕在化が叫ばれる不安定な時代ではありますが、それでも我が国にはまだ、世界の多くの貧困国ほどの絶望的な争乱や飢餓はないと言えるでしょう。
しかし、そんな安穏とした一見平和な国に生きるわれわれ日本人の心から、地球上からなくならない戦争の悲惨さ、異常さを感じ取り、有事に備えるという大切な感覚が、今や確実に失われつつあります。
残虐で理不尽な恐ろしい戦争が、国連の常任理事国で核を保有する超大国による自国優先主義の侵略行為や一方的な攻撃が、今年もまた勃発し、全世界を巻き込んで、危機はさらにエスカレートしています。
たとえどんなにわれわれが平和と不戦を望んでいても、利己的で独善的なリーダーを奉る国々によって、恐ろしい戦争はいつでも起こりうるし、いったん起こった戦争は容易には終わりません。
私は、戦争を止められない愚かな人類の性(さが)と罪を認識し、この先のわが国のあり方を、深く考えます。自分や家族や友人・知人が無慈悲で無意味な戦争に巻き込まれ、暴力と憎しみ、悲しみの連鎖に身を投げ出される悲惨な歴史は、繰り返されてはなりません。
戦火に倒れたすべての御英霊のご冥福を心からお祈り申し上げ、ご遺族、市民のみなさまの命と財産を守り抜く立場の地方政治家の端くれとして「絶対に戦争のない令和時代」存続への覚悟と不断の努力をお誓いし、追悼のことばといたします。
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式典終了後、昨年度、静岡県の〝高校生平和大使〟として、国連等の世界機関や被爆地・長崎に派遣された3名による…平和活動の報告がありました。
戦争を知らない両親…どころか、今や戦争を知らない祖父母を持つ10代の静岡の若者が、一心不乱に世界平和を希求する尊い活動を実践してくれたをことを知り、敬意と感謝で胸が熱くなりました。
それに引き換え、地球上の責任ある立場の権力者、独裁者どもは…

牧之原市国際交流協会の『2026年度総会』に、今年も来賓の地元県議として出席しました。妻のマリアネラは理事、ワタシ自身も平会員なんですが…(笑)
「世界をつなぐみんなの笑顔!!」を合言葉に…市民が、外国人との友好親善を深め、異文化理解を推進し、国際交流に寄与することを目的に…数々の交流事業や日本語教室、広報誌やSNSを活用しての情報発信・提供等、積極的な活動を行っています。
いただいた総会資料の中に『市内在住外国人の国別一覧表』というものが載っていました。協会が独自に調べたコロナ禍明けの2022年から、過去5年間の市内在住の外国籍住民の人口推移表でした。
牧之原市の総人口が載っていなかったので、市のホームページの『行政区別人口・世帯数表』から数字を拾って、自分でまとめてみました。協会の調査基準日に合わせたので、各年の2月末日の人口台帳から抽出したのですが…その結果は衝撃的でした。
5年間で牧之原市の人口は、4万3812人から4万1472人と…2340人も減っていました。一方、外国人住民は…1969人から2887人へと918人増加。総人口に占める外国人の比率は、2022年の4.5%から、7%にまで激増しているのです。
その結果、今や大人から子どもまで、市民の14人に1人が外国人です。増加した人々は全員、仕事を求めてわが市にやって来られた働き盛り世代とその家族です。
牧之原市に限ったことではありません。急激な少子化と労働人口減少により、さまざまな職種での人出不足に苦しむ我が国では、外国人市民の存在や活躍抜きでは、もはや地域の経済も社会生活も維持できません。
ただ…私は、そんな現実をことさら「不幸」だとも「絶望的な危機」だとも思っていません。全国的に、日本人の出生率のV字回復や社会増はとても見込めない構造の現代の日本社会において…
日本の文化や伝統を愛し、言葉や習慣、ルールを理解できる大部分の真面目で勤勉で善良な外国人を、しっかりとした制度や基準を整えて受け入れれば…それが、これからの国民の生活を守り抜くことにつながるのと考えています。
半世紀近く〝セルフ国際交流人生〟に邁進してきた経験と実績から、私は断言します。人種や民族や国籍や文化の壁は、個人と個人の間なら、熱意と愛情、そして努力と我慢ww で乗り越えられます。
だからこそ、世界中の人々はもっともっと互いに関心を持ち、進んで友達や家族となり、敬意を払い、仲良く協力し合わなければいけないのです!