
<第48回全国中学校軟式野球大会>
◇19日◇島根・松江運動公園野球場ほか◇2回戦8試合
榛南4校の合同チームが、また勝った!! われらが静岡県王者『牧之原市・吉田中学校』(東海2位)が、北海道大会優勝の強豪・伊達市立伊達中学校をタイブレークの〝死闘〟の末に、延長10回6-5でサヨナラ勝ちした。
伊達 0001002 200|5
牧吉 0100110 201X|6
【伊達】澤田(奥村)ー奥村(澤田)
【牧吉】藤瀬(森田)ー森田(藤瀬)
地域のみんなの期待を背負った〝雑草軍団〟が、連日の劇的な勝利で、初出場の全国の舞台で8強入りを果たした。終盤はずっと二転三転の目まぐるしい展開。勝利の女神が交互に両チームに微笑みかけた熱戦の最終章は、相手の失策で幕を閉じた。
「打った瞬間は『やべえ!』と思いましたけど、勝ててよかった。明日は先発してチームに貢献します」とタイブレークから登板し、サヨナラ勝ちを呼び込んだエースの森田紘貴(相良中③)が苦笑いで話した。
「凄い試合でしたね。ただこのチームは、どんなに苦しい展開になっても、不思議と負ける気がしないんです。保護者はもちろん、週3回の練習のために便宜を図ってくれている行政の支援のおかげだと、感謝しています」と澤入信也総監督(62)が、目を細めて喜んだ。
どっちに転んでもおかしくない試合だった。先発の藤瀬勇吹投手(牧之原中③)が、小気味よい投球で相手強力打線を6回まで4安打1失点に抑えていたが…3-1で迎えた最終回に守備が乱れて追いつかれた。直後のタイブレークでも、勢いに乗る伊達中に一気に2点を奪われた。
しかし、県大会から抜群のチームワークで助け合い、逆転勝利を積み重ねてきたナインは絶対にあきらめなかった。「あきらめたらそこで終わりですから。先輩たちと1日でも長く試合がしたいんです」。2回に先制打を放った大沢栄翔右翼手(相良中②)が目を輝かせて話した。
明日20日の準々決勝は、関東王者の桐生第一中学(群馬1位)。関東大会4試合で25得点1失点の優勝候補だ。「ここまできたら、どこが相手でも気にしません。守って守って、少ないチャンスをものにする僕たちの野球をするだけです」。今日も、攻守にチームを盛り立てた植田紘太主将(牧之原中③)が、力強く言い切った。

劇的な形で全国8強入りを果たした牧之原市・吉田中のサヨナラ勝ちのシーンを振り返ってみます!
5ー5のまま迎えたタイブレーク3イニング目の延長10回裏無死満塁で…3番森田の三塁ゴロを、相手三塁手が本塁に大暴投。捕手も行方を見失い立ちすくむ中、三塁走者の黒田が生還して6ー5!
控え目に勝利を喜び合う牧吉ナインと、マウンドに崩れ落ちる相手投手と、頭を抱える三塁手のコントラストが印象的でした!